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2017/12/27

ウルトラマンレオ第22話『レオ兄弟対怪獣兄弟』の感想

ウルトラマンレオ DVD VOL.6
今回はレオの弟アストラが初登場。
レオは勝手にウルトラマンレオとウルトラマンを名乗ったが、アストラはアストラだ。
ウルトラマンがつかない。
「兄さん、いつの間にウルトラマンになったんだ」と言われそうだ。

第22話『レオ兄弟対怪獣兄弟』

カオルに引っ張られてくる百子。
「どうしたの」って聞いても「いいからいいから」と言うだけのカオル。
ドアを開けると拍手が聞こえ、ゲン、トオル、タケシが「おめでとう」と祝いの言葉。
百子に内緒で誕生パーティをやろうという魂胆だったのだ。
でも百子は察しが良さそうだから、気がついていたかもね。

ゲンがケーキのローソクに火をつけようとすると、タケシが大村がいないことに気がつく。
「どこ行っちゃったのかしら」と言う百子に対し「あたし知ってるわ、またコレ」と言って手を猫のようにしてグルグル回すカオル。自転車のペダルをこぐ真似なのだ。
まあ、でもとりあえず主役の百子がいればそれでいい。続けようとした時に、ゲンに連絡が入る。怪獣出現だ。
「百子さん、悪い悪い。仕事が出来ちゃったんだ、ごめんね」と言ってゲンはそそくさと部屋を出て行った。
「もうっ、おおとりさんだってそうじゃない。フン」
ゲンを大村と同列に扱う百子。
だがゲンの方は怪獣退治だ。重要さが違うのではないか。それで機嫌を悪くされてはゲンがかわいそうだ。

街では怪獣ガロンが口から花火を吹き出して暴れている。
地上では逃げる人々。その中には自転車に乗った大村もいる。
ガロンを攻撃するマッキー3号だが、簡単に撃墜される。
そりゃそうだ。マッキー3号に苦戦する怪獣などいないのだ。

地上から攻撃するゲン。
ダンが「ゲン、行くんだ」と命令し、「はい」と元気に答え、怪獣に向かって走っていくゲン。
ガロンは特訓せずとも倒せるとダンは踏んだのだろう。

と、そこでゲンは大村に会う。
「こん中でな、悲鳴が聞こえたような気がするんだよ」と塀を指して言う。
ゲンが調べてきますと言い、早く逃げるように促すと「おい、あの怪獣、名前は何てんだ」と聞いてくる大村。
「ガロンです。さぁ早く逃げて」
怪獣の名前がそんなに聞きたいのか。
聞いたって、「へぇー」で終わってしまうだけだろう。
番組を見ていた子供達への配慮だろうか。
だがオープニングに名前は出てくる。

塀の向こうには少年がいた。名前がれおだ。
その少年の弟あすかが瓦礫の下敷きになって、動けなくなっていたのだ。
 れおと一緒にあすかを助け出すゲン。
さっさと変身すればいいのにな。
レオになったら瓦礫などチョチョイノチョイだよ。

いつまでたっても現れないレオ。
ダンはMAC本部に連絡を取った。
「MACの被害は、これまでの最大のものです。死者3名、負傷者16名、マッキー2号機2機破壊、同マッキー3号機4機破壊」
今回の被害がこれまでで最大だという。死者3名で最大だ。
やはりこれまではMACを出動させず、セブン単体で倒した怪獣、星人が数多くいたのだろう。
変身能力を失ってからは、仕方なくMACを使っているのだ。

ダンは「全員出動態勢に入れ」と命令した。
MAC本部に全員出動の声が流れる。
それを聞いた隊員達が続々と作戦室に入りヘルメットを取って出動する。
ゲンが特訓しなくても倒せそうなガロンなのだが、MACはどうしてここまで苦戦するのだ。

病院にいるゲンとれお少年。弟あすかの手術中なのだ。
れお少年は父と母を失ったようで、弟もどうなるかと心配だ。それを励ますゲン。自分の身の上を語ったのだ。
だが、境遇は一緒でも年齢が違うからな。子供にとっては更にきつい出来事だ。

病院にダンが来た。
「ゲン、何故変身しなかった」
「あの子達を助けるために」
「どうして知らせなかったんだ。子供達は我々に任せるべきだ。お前の今の使命は、レオに変身する事ではなかったのか。お前以外に奴を倒す事の出来る者はいない。 それはお前自身が一番よく知っているはずだ」
「すみませんでした」
「もちろん子供の命も大切だ。しかしその為に、より大きな犠牲が生まれている。 ゲン、どんな理由があろうとも、戦うべき時は戦わねばならん。私はMACの隊長としては、レオなどに頼りたくはない。だが同じ宇宙人としては、お前だけを信頼しているんだ」
MACの隊長としては、地球人だけで解決したいという事なのだろうか。ならばそもそもダンが隊長をやっている事はどうなのだろう。

ダンに連絡が入る。
「モロボシだ」
「怪獣が移動しました、103地区です。急行願います」
「よし分かった。ゲン、頼むぞ。お前なら必ず倒せる」
「はい」
ゲンは走り出す。
「ゲン、あの子の事は俺に任せろ。死なせはせん」
「はい」
死なせはせんとはいえ、医者でもないダンはどうする気だろう。ウルトラ念力で助けるのだろうか。

火炎放射で街を燃やすガロン。相変わらず自転車に乗って逃げている大村。
ゲンはウルトラマンレオに変身する。
パンチ、蹴り、肩車、キャメルクラッチ、巴投げと押せ押せのウルトラマンレオ。逃げ出すガロン。
やはりそれ程強い怪獣ではない。そんな怪獣ガロン相手に、これまでで最大の被害を出したMAC。

マックロディーのダン。
「全MACに告ぐ。ウルトラマンレオを援護し、怪獣の逃げ道を塞ぐんだ」

逃げるガロンを攻撃するマッキー2号とマックロディー。
レオはガロンを追い詰めた。
病院の窓から応援しているれお。
「レオいいぞー。がんばれー」
その時、地震がきて病院が揺れた。
地中からガロンそっくりの怪獣が出現した。
「そっくりじゃねぇか。あれは兄弟だよ。えらい事になったぞー」と大村。

怪獣ガロンの弟、怪獣リットルだった。
病院に迫るリットル。
「レオー、助けてー」と叫ぶれお少年。
病院を攻撃するリットルを見て、レオはガロンを放ってリットルの方へ行く。

「やめるんだ。やめろレオ。先にガロンを倒すんだ」とダンは言うが、少年の事は任せろと言ったのはダンではないか。

ガロンとリットル二人がかりの攻撃にレオはフラフラになる。
その光景を見た大村は悔しがる。
ダンはウルトラ念力を使った。
赤く染まった世界でひっくり返るガロンとリットル。こりゃいかんと言う感じで土の中に退散していった。
ダンは力尽きて倒れた。
その後ろの方ではフラフラのゲンが戻ってきて崩れ落ちた。
ダンとゲン共倒れだ。

ゲンは川辺でアストラの事を思い出していた。
L77星で救えなかった弟アストラのことだ。
燃え盛る炎の中で瓦礫を退けるレオ。

ダンが現れる。
あすか少年は病院で必死に戦っていると言う。そしてその兄弟に自分を見たと指摘する。
そして、「兄弟怪獣が現れるとは想像すら出来なかった」
時折出てくる怪獣探知機はどうしたのだ。あんな近くにリットルが出現したのだから反応しても良さそうだがな。地底だと反応しないのか。

「私の力はもう、彼らには通用しない。 MACは今や全滅寸前だ。しかしMACは全滅を覚悟で、愛する地球を守るため戦おうとしている」
「隊長。僕も、地球を愛している気持ちは変わりません」
その時、怪獣がまた現れたとの連絡が入る。
「行くぞ」
「はい」
腕を釣っていた包帯を「エイ」と投げ捨てるゲン。気合が入っている。

暴れまわっている兄弟怪獣。
ゲンは道を一直線に走りながら変身する。
いかにも突撃していくという感じでかっこいい。
だが、今回は特訓なしだ。
対策がなくては勝てるはずなく、すぐにカラータイマーが点滅し始める。
一匹だけならレオは勝てそうだったので、ガロンはレオに任せる。
リットルはダンのウルトラ念力とMACの攻撃で倒す、倒せないまでも足止め。
こんな作戦でどうだろうか。
だが、MACは既に全滅したのか、全然登場しない。

当たり前のようにピンチになるレオ。
その時、赤い球が近づいてくた。
大村はダンに聞いた。
「ああっ、隊長さん、あれは何ですか」
ダンもわからないようで答えない。
ウルトラマンが移動する赤い玉に似ているなあとか思っているのだろうか。

「きっと怪獣ですよ。今度こそレオはダメだな」
赤い球は地上で爆発した。
その中から現れたのはレオの弟アストラだった。
「あっ、レオの弟だ。よし。兄弟対兄弟。これでもうレオは大丈夫ですよ。うん」と一人納得している大村。
よくレオの弟だとわかったな。

ナレーション「この世の終わりの大ピンチに現れた赤い球。そう、行方不明になっていたレオの弟、アストラだった」
すぐにアストラはガロンとリットルからレオを助け出した。
で、レオとアストラ対ガロンとリットルの兄弟対決が始まった。
元々一匹だけだったらレオ一人でも大丈夫だったのだ。
二人になれば倒すにはもう十分だろう。
レオとアストラは同じような動きで怪獣兄弟を追いつめる。
最後は合体技ウルトラダブルフラッシャーでトドメを刺した。

手を握り合うレオとアストラ。
二人は一緒に飛び立つ。だが、アストラはどこかへ行ってしまう。手を振るレオと、それに応えるアストラ。

ナレーション「レオの弟アストラはどうして生きていたのか。どこから来たのか、そしてまたどこへ行くのか、それは誰も知らない」
久しぶりに合ったのだから、色々と話すこともあるのではないか。
兄弟怪獣に危機ならば、ブラックギラスとレッドギラスのときにはなぜ現れなかったのだろう。
他にも危機は何度もあった。なぜ現れなかった、アストラよ。
それは誰も知らない。

百子の誕生パーティーをやり直していた。
そこへ現れるバラの花を持った大村。いかにも自分がプレゼントしたような大村だったが、バラの中にあったカードをタケシが見ると、それはダンからだったのだ。
「隊長さんって優しい方なんですね」と百子。
「とってもね」とゲン。皮肉なのか。
「ああ、それからおおとりくんにもことづけがあったよ」
「僕に?」
「れお君とあすか君がね、元気になったって」
「そうですか。それはよかった」

病室のれおとあすか。
ゲンからのバースデーケーキが届いた。

(昭和49年9月6日放送)

アストラは強かった。
これならマグマ星人がブラックギラスレッドギラスを使ってL77星を襲った時も撃退出来たのではないか。もしかしてレオが足を引っ張ったのだろうか。


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2017/12/19

ウルトラマンレオ第21話『見よ!ウルトラ怪奇シリーズ 北の果てに女神を見た!』の感想

ウルトラマンレオ DVD VOL.6

見よ!ウルトラ怪奇シリーズの最終話。
見よって言っているが、子供達のウルトラマンレオ離れは深刻だった。
北海道シリーズでもあったのだが、当時見ていた子供が、わー北海道だ、見ようってことにはならなかったよな。

第21話『見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 北の果てに女神を見た!』

聖火台の前に佇んでいる一人の女性。
聖火台の炎をじっと見つめている。
ナレーションとかでの説明もない。

場面が変わって宇宙船が地球に接近。
ウルトラマンレオに宇宙船が出てきたのは今回が初めてかな。

MAC基地。
前回同様MAC基地には人がいない。いたのは隊長のダン一人きり。ゲンもボーズ星人の回には夏休みをとっていたようだし、時期的に隊員達は夏休みなのか。

ゲンと北海道出身という北山はマッキー2号で北海道に飛ぶ。ようやく出てきたダンとゲン以外のMAC隊員北山だが、今回だけの出番だった。

冒頭に出てきた女性は宇宙船に向かって大きく手を振る。
そこへ、いきなり現れたノースサタン星人が着陸しようとした宇宙船を破壊した。
今度は女性を狙うノースサタン星人。
逃げる女性に向かって口からヤリを吐く。
それを見た北山とゲンはマッキー2号を着陸させ、女性を救う。
人類にとってどちらも敵か味方かはわからないが、やはり女性を救おうとしたのは男の本能なのか。ルパン三世がクラリスを助けた時みたいに。「どっちにつく?」「おんな〜」

北山は、服にヤリが突き刺さった女性を見て「ニケの女神」と言う。
女性は「あなたは、あの時の北山さん」と言う。
どうやら以前どこかで会ったことがあるようだ。

「さぁ、早く逃げるんだ」
「でも」
「後は僕に任せろ」
そう言って北山は銃で攻撃するのだが、右足に針が突き刺さる。
これは情けないな。任せろって言っておいてね。任せられない。

ノースサタンはゲンの銃撃の前に紫の煙を吐いて逃亡した。とっととレオに変身して倒せばいいのにな。銃で追い払えるくらいだから強い奴ではないだろう。

ゲンが女性を見ると目が光った。
「君は、宇宙人」
女性は走って去ってしまう。
ゲンは宇宙人らしく、女性の正体を見破ったのだ。

いきなりゲンを杖で殴るダン。
「何という不手際だ。その女が宇宙人と分かりながら、何故逃がしてしまったんだ」
「しかし、北山さんが重体だったんです」
「言い訳など要らん。何故逃がしてしまったんだ。その宇宙人を逃がしたために、もっと大きな被害が出るかもしれん」
「それは大丈夫です。彼女は被害者です」
「ばか。考えてもみろ。ノースサタンは宇宙人を狙っているんだ。宇宙人がいる限りノースサタンは現れる。その女のいる場所はみんな危険だ。私は、それを心配しているんだ。それを防ぐのが、ゲン、私とお前の役目だ」
「はい」
「いいか、次の被害者が出ないうちに、彼女を探し出すんだ」
女性を逃したことより、ノースサタンを倒してしまえば問題は解決したのではないか。

ダンに女性を探せと命じられるが、「この広い北海道をどうやって探したらいいんだ」と途方にくれるゲン。
そりゃそうだ。だが怪獣探知機があるのだから、何とかなりそうなものだが、何とかならないのだろうか。

北山が何かを知っているのではとゲンは病院に行き北山を見舞う。北山は右足を切断しなければならないかもしれないと言う。
「おおとり。もう、スキーも出来なくなってしまうかもしれん。 その前にたった一つ、五体満足のうちに、俺の頼みを聞いてくれんか」
黙って頷くゲン。
「ありがとう。実はな、会いたい人が、一人いるんだ」
「ニケの女神ですね」
「ああ。俺にとって、まるで夢のような出来事だった。本当にそんな出来事があったのかどうかさえ信じられないような」

「僕はオーロラ国際スキー大会に行くために船に乗っていた」と回想する北山。
船の上で等身大のノースサタン星人に襲われる女性。
さっき出てきたノースサタンとは姿形が別物だ。巨大化するとまったく違う姿に変わるというウルトラマンレオ的な星人だ。

ノースサタン星人の針攻撃を巧みにかわし、追い払う北山。
女性は、救ってくれたお礼にとペンダントをプレゼントする。
「勝利の女神像ですわ。それを持っている人は必ず勝利の栄光に浴すると言われています」
「僕はこれからオーロラ国際スキー大会に行くんです」
「あなたはきっと優勝いたしますわ」
「僕が」
「自信を持って下さい。北山さん」
「えっ、どうして僕の名を?あなた、一体誰なんですか」
「ニケの女神です」
「ニケの女神」
煙と共に女性の姿は消えた。
テレポーテーションしたのだろうか。こんな芸当が出来るのなら、ノースサタン星人に襲われた時もこうやって逃げればよかったのにな。

「夢だと思った。しかし俺の手には、このペンダントがあったんだ。 そして、彼女の予言どおり優勝出来たんだ。俺はどうしても、彼女の正体が知りたい。 例え彼女が、人間でなくてもいいんだ。僕は彼女がここに来てくれたら、この手術が成功するに違いないと信じてるんだ」
「北山さん、彼女の姿を見たのは、聖火台の所でしたね」
「うん」
聖火台にゲンが行くとニケの女神がいる。
あっけなく見つかるものだな。まあ、30分番組だからね。

ゲンを見ると逃げ出す女性。
「逃げないでくれ」
「私の事を宇宙人だと知っているあなたはサタンの仲間ね」
「違う。僕は、ウルトラマンレオだ」
「ウルトラマンレオ」
「そうだ。お願いだから聞いてくれ。北山さんの伝言を持ってきたんだ」
「北山さんの。北山さんは無事なのね」
頷くゲン。
「しかし、二度とスキーを履けなくなるかもしれない。 君を助けようとして、彼は右足を傷つけてしまったんだ。手術の前に会ってやってくれ」
「僕はウルトラマンレオ」と正体を明かしたゲンだが、女性はウルトラマンレオを知っているのだろうか。
ウルトラマンは有名かもしれないが、レオがそれほど有名だとは思えないがな。

ニケの女神は4年ごとに交代で人類の幸福を祝福することになっていた。
宇宙船を破壊された彼女は星に帰れなくなったのだ。
ニケの女神と地球はどういう関係なのだろう。祝福してくれるのはいいが、ニケの女神の国にはそんな義務があるのだろうか。

ゲンはニケの女神を北山の病院へ連れて行く。
「ありがとう」と手を差し出す北山。その手を取るニケの女神。

そんな時ノースサタンが現れた。
「しまった、ノースサタンに彼女の居場所がわかってしまったんだ」
しまったじゃないだろう。

「ゲン、貴様一体何をしたんだ」
「隊長」
「私があれほど言ったのに、彼女が現れる所に怪獣が現れる事は分かってたはずだ」
「しかし僕には、会いたがっている北山さんと、彼女の気持ちを無視する事は出来ません」
「ばかっ」
「彼女は北山さんを助けようと命懸けなんです。僕は、黙って見てられません」
「やめろ。レオにはなるな」
しかし、ゲンはダンを振り払って変身した。
ダンもゲンがレオになるのを止めるのではなく、ノースサタンを倒すべく努力したらどうだろう。レオを助ける為にウルトラ念力を使うとか。

ノースサタンに突進していくレオだが、ノースサタンの口から吐く針をまともに食らう。
猪突猛進というか、何の策もないのだ。

なぜかトドメを刺さずにノースサタンは紫の煙を出して消えていった。
残ったのは針を受けて悶えるレオ。
結構なやられようだが、ゲンに戻ったときにはもう何ともないようだ。

ゲンとダン。
「私の忠告を無視してお前って奴は。いいか、かつて北山があの星人に勝つ事が出来たのには理由があったんだぞ。 彼はスキーの回転競技の優勝者だ。だからあの含み針をかわす事が出来たんだ。サタンを倒すには含み針の攻撃をかわす事だ」

ゲンは含み針攻撃をかわすための訓練を開始。
スキーの回転競技のような訓練をするゲン。
久々の特訓風景。だが1分くらいで終わってしまうし、なくてもいいような特訓だな。

聖火台の前にニケの女神はいた。
「北山さんの事はもういいの。私がここにいる限りサタンの仲間は次々とやってくるわ。 この地球に迷惑をかける事は出来ない。サタンの望みどおり私が死にさえすれば」
やってくるノースサタン星人。覚悟を決めるニケの女神。
その時、ダンがノースサタンを銃撃する。
「やめて下さい。私さえいなければサタンは帰るんです」
「待て、命を無駄にするものではない。我々に任せるんだ」
「いいえ、どうせ私は故郷の星へ帰る事は出来ないんです。同じ事です」
「私を信頼しなさい」
その時、マックカーでゲンがやってきた。
「ゲン、頼むぞ」
「はい」
ゲンは再びウルトラマンレオに変身した。

特訓の成果で針がかわさすレオ。針をかわされて悔しがるノースサタン。
最後はパンチで星人に風穴を開けた。
ノースサタンは回転しながら爆発した。

レオは跪いて手を差し出した。
「あなたの星まで届けると言っている、さぁ、早く」
「ありがとうございます」
ニケの女神はレオの手のひらに乗るとダンに手を振る。
そしてレオはそのまま飛び立っていった。
笑顔のダン。

北山の手術は成功したのか、最後に再びゲンと登場。
だが、この後の話には一切出てこない。
今回だけの出演だった。

(昭和49年8月30日放送)


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2017/12/13

ソニーのステレオラジカセ・CFD-S401

ソニーではいまだにステレオラジカセがラインナップされている。
最近カセットテープの人気がちょっとだけ復活しているから発売したのではなく、昔から途切れることなく発売している。
プレイステーションやエクスペリア、サイバーショットなんかよりも歴史があるのだ。

現行機種のCFD-S401は今年発売された。
ソニーストアでは、12,880円で買える。
色はブラック、ホワイト、ベージュ、ブルーグレイの4色が選べる。
どの色を選んでも値段は一緒だ。

30年前ならこの価格では、エントリーサイズのステレオラジカセも買えない。
現在ではラジオ、カセットだけでなく、CDもついているのだから安くなったものだ。

機能は基本的なものだけ。
特徴は大型の液晶ディスプレイ。

スピーカーはフルレンジ8センチが2個。
実用最大出力は1.5x1.5W。
もっとパワフルだといいんだが、まあ12,880円だからね。
屋外で鳴らすのではなく、小さな部屋で聞くにはこれで十分か。

テープの録再はノーマルテープのみ。
昔録音したメタルテープやクロムテープは使えない。
まあ、12,800円だからね。

タイマーがついているので、ラジオがタイマー録音できる。
朝は目覚ましにも使える。

ドルビーBはついていない。
値段を考えれば当たり前だ。
12,800円だからね。

オートリバースもない。
ついていれば便利だけどな。
テープをいちいちひっくり返すのも味があっていいか。
オートリバースは音質劣化の原因にもなるしな。

愛称もない。
なんかあっても良さそうだけど、ついてない。
ネオ・ジルバップとかジルバップ・ナウとかつければ、つられて買う人が出るかもしれない。全然ジルバップらしくないんだが。

ラジカセらしく、電池でも使える。
カタログでは、テープ再生だと19時間持つ。

ステレオラジカセとして考えて昔の機種と比較すると物足りない。
昔のステレオラジカセと比べるなら、この機種ではなく、マルチコネクトコンポのCMT-X7CDとかなんだろうな。
それでも、この機種自体は価格相応の音で悪くはない。

CFD-S401は、ヤフオクに出品されているジルバップなんかと同じくらいの値段か。
10万円くらいしてもいいから、昔のようなステレオラジカセを出して欲しいね。
昔を懐しむオッサン連中が買うだろうし、若い人達も買う、かもしれない。



2017/12/11

ニュータイプの創刊号

昭和60年3月8日創刊。
角川書店。
ウィキペディアには400円と出ている(今日現在)が、創刊号は特別定価で380円だ。次から400円になったのかな。

『機動戦士ガンダム』は私が中学2年生の時に放送された。
(昭和54年4月7日〜昭和55年1月26日放送)
夢中になって見ていた。
それまでの巨大ロボット物よりも、兵器っぽいのがカッコよかったんだろう。
何度も再放送され、ビデオがなかったからテレビの音をラジカセに録音したりもした。

そんな機動戦士ガンダムの続編が始まる。
ガンダムが放送されてから7年がたっていたが、番組もガンダムの7年後を舞台にしていた。それが『機動戦士Zガンダム』だ。
ゼットガンダムではない、ゼータガンダムだ。

角川書店『ニュータイプ』は『エルガイム』が終わり、その後番組で『Zガンダム』が始まる、そんな時期に創刊された雑誌だ。
ニュータイプはガンダムの劇中に出てきた。アムロとかララァがニュータイプだった。雑誌のタイトルにそのニュータイプを使うぐらいだから、当然中身はZガンダムがメインだ。

表紙はガンダムmarkⅡ。番組当初はZガンダムが出てこないので、主役メカはこのガンダムmarkⅡなのだ。

それまでもアニメージュやアニメディアといったアニメ雑誌はあった。大きさはA4だったが、ニュータイプはそれより大きなA4ワイドだ。アニメだけではなく、ネバーエンディングストーリーや2010年といったSF映画の特集もあった。

雑誌の真ん中辺にアニメdeランドというテレビアニメの番組表もあるが、アニメだけではなくチェンジマンやジャスピオンといった特撮物も載っている。トータルで48本。すごい時代だったな。
その中からいくつかあげてみる。

機動戦士Zガンダム
ガンダムの時とは違い、この頃は我が家にベータマックスがあった。
大学で何かと忙しい時期、録画して見ていた。
この頃はまだビデオテープが高かった。NECのL-500のテープが980円で一番安かったので、そればっかり使っていた。

よろしくメカドック
週刊少年ジャンプで連載しているマンガのアニメ化。
アニメ化されるほど人気があるとは思わなかった。
30回で終わったから、そんなに人気は出なかったのかな。

ルパン三世PARTIII
ご存知ルパン三世の第3弾。
前作のタイトルは『ルパン三世』だったが、今回はタイトルにPARTIIIがついた。
ルパン三世はファンだったが、このPARTⅢは一回も見たことがないな。

パーマン
オバケのQ太郎
どっちも昔放送していた番組のリメイク。
子供向けなので、大学生だった私が見た記憶はないな。

キン肉マン
少年ジャンプで人気のマンガのアニメ化。
アニメも大人気になった。
これもアニメ版は見ていなかったな。

タッチ
ご存知あだち充の代表作。
劇中の南ちゃんは男の憧れだ。

小公女セーラ
『おしん』が流行ったという事で、この番組はおしん的なイジメの話がこれでもかこれでもかと続く。
最後の方はバレーボールの放送があって一ヶ月くらい休みだった。

キャッツアイ
これも少年ジャンプのマンガのアニメ化。
主題曲がヒットした。

おねがい!サミアどん
NHKでやっていた。
ドラえもんみたいに、子供の願いをかなえてあげるサミアどん。

名探偵ホームズ
何故かホームズを始めキャラクターが犬になった。
最初は人間での設定もあったようだが、途中から犬となったのは何故だろう。

Drスランプ アラレちゃん
これも少年ジャンプの連載マンガのアニメ化。
タイトルにアラレちゃんと追加されている。
Drスランプだけでいいと思うが、子供に覚えてもらいやすくしたのだろうか。

うる星やつら
「だっちゃ」が語尾につくラム。
宮城でも語尾に「ちゃ」がつくので親近感がわいた。

北斗の拳
やはりこれも少年ジャンプのマンガのアニメ化。
原作がアニメではどう表現されるか、答え合わせするような感じで見ていたな。

キャプテン翼
これも少年ジャンプのマンガのアニメ化。
当時のジャンプの勢いは凄かったのだ。
一週間で6本も放送していた。

最後に
ニュータイプはまだ発売され続けている。
値段は2018年1月号が800円。
ほぼ倍の値段となった。
ガンダムの方も様々なシリーズが続いている。

2017/12/06

ウルトラマンレオ第20話『見よ!ウルトラ怪奇シリーズ ふしぎな子熊座の少年』の感想

ウルトラマンレオ DVD VOL.5
見よ!と命令しているウルトラ怪奇シリーズ。
視聴率はウィキペディアを見れば8.9%、8.2%、6.6%とどんどん下がっていく。
今回はなぜか表記なし。
ついに計測不能な視聴率となったのか。
人は、見ろって言われると見たくなくなるのだ。

第20話『見よ!ウルトラ怪奇シリーズ ふしぎな子熊座の少年』

ナレーション「夜空にきらめく数々の星座、ごらんなさい。あれがはくちょう座、いて座、みずがめ座、おおぐま座、こぐま座。事件はこのこぐま座から起きた」

宇宙空間を火花を散らしながら飛んでいる二つの物体。
MAC本部のゲンはそれを窓から見ている。
居眠りをしていたダンは眠い目をこすりながら窓の方へ行く。
「仲間喧嘩だな」
「小さい方が、だいぶいじめられてるようです。助けてやりましょうか」
「いや、我々の任務は地球の安全を守る事だ。他の事で動くわけにはいかん」
だが、二つの物体は北海道に落下していく。
「隊長」
ダンは「全員出動」と振り返りながら言うが、ゲン以外誰もいないので「と言うところだが、我々二人か」
「マッキー2号を用意します」
「うん、こっちは自動に切り替えとこう」
我々二人だって、どういうことだ。ついに他の隊員達はいなくなったのか。ダンとゲンしかいないので休みもないのか。それでダンは居眠りなどをしていたのか。
「ここは自動に切り替えておこう」と言ってダンは何かのスイッチを入れたが、MAC本部が自動でOKとは驚きだ。

マッキー2号で出発するダンとゲン。
捜索のため地上に降りる。
それぞれ違う方向に怪獣反応があり、それぞれに別れて探索を開始した。
雨が降ってきてゲンは木の下で雨宿り。
その足元に子熊が現れる。
気の陰にはフキの葉を傘にした少年がいた。
「君の熊かい」と聞くゲン。うなずく少年。
コロボックルみたいにフキの葉を傘にしていた。
子熊の母熊の墓参りをしていたようだ。
ゲンが名前を尋ねると小さな声で「ボック」と答えた。
少年が行った後に怪獣反応があったが、少年はすでに行ってしまった。
この怪獣探知機、反応が遅すぎるのではないか。ゲンが少年と喋っている間は何故反応しなかったのだ。

ダンと合流したゲンは、「ボックという少年に会いました。これを貰いました。見失ってしまいました」とフキの葉を見せながら報告するゲン。
「ボック。じゃあ夕べ墜落したのはボックだったのか」
「知ってるんですか、あの子」
「うん、小熊座に住んでいる生物だ。小さな身体だから子供に姿を変えているんだ」
「地球人に害は」
「ボックはおとなしい奴だ。しかしボックを追ってきたのは、ひょっとするとドギューかもしれん」
「ドギュー?」
「牡牛座に住んでいる宇宙の嫌われ者だ。ボックがおとなしいのをいい事に、いじめ回っていると聞いた事がある」
「ドギューという奴は、地球に害を与えるかもしれないんですか」
「うん。もう一度飛んでみるか」

再びマッキー2号で捜索するダンとゲン。
パトカーのサイレンの音が聞こえてくるが、相変わらず他のMAC隊員は出てこない。
怪獣騒ぎなら警察ではなくMACの出番だろうに。

ナレーション「一夜のうちに何人もの人が得体の知れぬ怪獣に襲われ殺された。人間だけではない。牧場の牛や羊にも被害が出ている」

熊のような毛むくじゃらな怪獣だったという証言。
ダンは地図に線を引いている。
くま牧場へ向かう二人。
熊を見ているダンとゲン。
だから他の隊員はどうしたのだ。

「可愛らしいなぁ。こいつらの中に、怪獣が紛れ込んでるなんて考えられないな」
「この北海道では、まだ毎年5、6件の熊の被害が起きている。人々の恐怖に怪獣がつけこんで熊になりすましている事も十分ありうる」
「隊長、ボックです」
熊と遊んでいるボックがいた。笑顔でボックの方に歩いてゆくダン。
「ボック」
「あっ、セブン」
ボックはダンがセブンだとわかっているのだな。ボックの前でダンになったことがあったのだろう。

「ボック、久しぶりだね。どうしたんだこんな所で」
「ドギューが、この子熊のお母さんを殺したんだ」
「一昨日の晩だね」
ボックは頷いて言う。
「ドギューに追われて林の中に逃げ込んだら、そこに熊の親子がいた。ドギューは僕と間違えて殺したんだ」
「それでこの子熊を育てるつもりなんだね」
頷くボック。
「君のお母さんも、ドギューに殺されたんだってね」
ボックはうなだれて言う。
「ドギューは僕が大きくなってお母さんの敵討ちするのを恐れて、今のうちにやっつけようとしているんだ」
「ボック、昨日は傘をありがとう」とゲン。「その後、ドギューの行方は分からないのかい」
「うん」

大男を先頭に村の人々がボックを追ってきた。
「いたいたいたいた。おう、あの子供だ」
「どうしたんです」とダン。
「どうした?見ればMACらしいがそんな事もわからんのか。その子供は怪獣なんだ」
「バカな事を言うな」とゲン。
「バカな事?俺は見たんだ。怪獣が牛を殺しているのをな。殺し終わると怪獣は、スーッと子供の姿になった」
「子供なら他にもいる」と冷静に言うダン。
「俺の見た子供は子熊を連れていた。おい、やっちゃえ」
「待てっ」と一喝するダン。
ダンはボックを見る。首を横に振るボック。
「この少年が怪獣に変身出来るという証拠は何もないじゃないか」と興奮気味のゲン。
「じゃあ何故MACがここにいるんだ。MACでも、怪しいと思ったからこそここを調べに来たんだろう」
「そうだそうだ」とその他大勢の村人達。
「やっちまえ」と大男の掛け声で、ボックに襲い掛かろうとする村人達。
ダンとゲンが押さえている隙に走って逃げ出したボック。
「逃げたぞ。捕まえろ」
ダンとゲンを残し、ボックを追う村人達。

子熊とともに逃げるボック。
隠れて村人をやり過ごすが、大男がボックに追いついた。
この大男こそ怪獣ドギューだったのだ。
木を倒しながらボックを追いかける大男。倒れた木が一本子熊の上に倒れた。それで立ち止まるボック。
斧を振りかぶった大男。
危ないところでダンの銃。
足が悪いのだが、移動は早いのだ。

怪獣退治をするという大男に、勝手な真似は許さんと言うゲン。
「勝手な真似だと。おい皆、やっと怪獣を捕まえたんだ、早いところやっつけてしまおうじゃねぇか」

「セブン、こいつがドギューだ」とボック。
「何?」
みんなの前でダンをセブンと呼ぶボック。村人とゲンしかいないので問題はないのだな。
こういうシーンを撮る為にわざとMAC隊員を出さなかったのか。
それとも北海道ロケで予算を使い、人件費を削ったのか。

ゲンがチェックすると、大男は怪獣反応を示した。
「貴様」
「皆、騙されてはいけない。こいつこそ怪獣なんだ」とダン。
「ハハハハハハハハ!でたらめを言うな!追い詰められて、とんでもねぇ事を言い出しやがる」
「ふてぇ奴らだ!MACだろうと何だろうとかまわねぇ!一緒にやっつけちまえ」と言って襲い掛かろうとする村人達。
村人はなぜ大男を疑わないのか。昨日来たばかりのはずだろうが。洗脳して操っているのかな。

ボックは死んでしまった子熊を抱いて泣き出した。
ボックの涙で黒い百合の花が咲いた。
なんか唐突な展開。花が咲いただと。

「花だ。花が開いたぞ」
「ええい、くそっ。こんな他愛もない手品に騙されるな」
「ドギュー。正体を現せ」
「ハハハハハハハ、うわぁっ!」
ダンの杖から出てきた煙で、大男は怪獣ドギューの姿になった。

村人を避難させたゲンはウルトラマンレオに変身、格闘が始まる。
ボックはダンと一緒にレオの戦う様を見ているが、ダンが変身して戦わないことを疑問に思わないのだろうか。セブン、なぜ戦わないんだ。

レオはドギューをバックドロップで投げるが、その後のボディーアタックをかわされるレオ。そこでドギューの目つぶし攻撃で視力を失ったレオ。

ナレーション「恐るべき牡牛座怪獣ドギューの目潰し攻撃はついにレオの目を」

目潰しされても、レオの目は開いたままだから、視力があるのかないのかはわからないな。
『くらやみ殺法!闘魂の一撃』での特訓が生かされていない。この時に目が見えなくても戦える術を身につけたのではなかったか。こんなザマでは特訓を復活させなければなるまいな。

ボックは母の形見の黒百合をドギューに投げつける。さっき涙で咲いた黒百合だ。
黒百合はドギューの両目に突き刺さった。
ボック、すごいな。こんな事できるなら、いじめられないんじゃないか。
これでレオ、ドギューの両者とも視力を失った。

黒百合の回転する音を頼りに攻撃をするレオ。
レオの光線技がドギューの両足を切断。
首とかじゃなくて、なぜか足だ。
それでも大爆発するドギュー。

レオはボックに向かってVサインをする。
目が見えてるんじゃないか。

ボックはこぐま座に帰るという。
「ここは悲しい思い出が多過ぎます」と言うボック。
ボックはレオの変身ポーズを真似る。
が当然変身は出来ず頭をかく。今度はシュワっと言いながら飛んで行った。
ボックを見送ったダンとゲン。

結局最後までMACはダンとゲンの二人だけ。
他のMACの隊員達はどうしたのだ。


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2017/12/04

エクリプス クロスと他にもあるクロス


三菱から久々のニューモデル、エクリプス クロスが来年発売される。
コンパクトSUVで、トヨタのCH-Rやホンダのヴェゼルが競争相手になる。
エクリプス クロスという名前は、以前販売していたエクリプスと、クロスオーバーのクロスを足したネーミングなのだ。

クロスって言葉はカッコイイ感じもするからか、よく使われる。
エクリプス クロス以外でも、クロスのつく名前の車は何台かある。

スズキ・SX4 Sクロス

スズキ・エスクードの兄弟車、それがSX4 Sクロス。
先代まではSX4だったが、現行車になってSクロスの名前が追加された。
販売目標台数は年600台。各都道府県で1ヶ月に1台ずつ売れるぐらいの目標だ。
競合車(?)のヴェゼルは走っている姿をどこでも見かけるが、こっちはほとんど見かけない。あんまり他人が乗らない車を求めている人には最適。
と言いながら、職場の近くにこの車に乗っている人がいるので、私はほとんど毎日見かけている。

スズキ・クロスビー

軽自動車のハスラーをコンパクトカーにしたようなクロスビー。
まだ走っている姿は見かけない。販売は今月12月の25日からなのだ。
ワゴンRがソリオに、ジムニーがジムニーシエラにというように、軽自動車のヒット作を普通車に仕立て直すのはスズキの得意技だ。

マツダ・フレアクロスオーバー

スズキのハスラーは大ヒット。走っている姿はしょっちゅう見かける。そのハスラーのマツダ版がフレアクロスオーバー。ハスラーのOEMだ。
フレアはスズキ・ワゴンRのOEMだ。

スバル・エクシーガクロスオーバー7

スバルの販売している7人乗りのクロスオーバー。
来店の3月で生産終了だ。
生産終了のお知らせ
2018年3月末をもってエクシーガ クロスオーバー7の生産を終了いたします。
それに伴い、新規のご注文は2017年12月18日(月)までとなります。
スバルのホームページより引用→エクシーガ クロスオーバー7

スカイラインクロスオーバー

スカイラインのクロスオーバーだからスカイラインクロスオーバー。
そのまんまのネーミングだ。
まだ売っていると思ったら去年で販売終了したのだな。

いすゞ ビークロス

この車は欲しかった。なんていってもカッコよかった。今見てもカッコイイ。
このデザインでまた発売してくれないかな。
今度スズキから出るクロスビーは、この名前を知らなかったのか。
クロスビークロスビークロスビークロス。

ホンダ・クロスロード

四角四角した車。
仙台にはクリスロードという商店街がある。だからどうした。

最後に

さてエクリプス クロス、三菱復活の期待がかかる。
中々カッコイイと思うし、4駆性能も良さそうだ。